プレーンヨーグルト+ジャム
- 2007/08/17(金) 14:54:14
8/6の続き 林 真理子『「綺麗な人」と言われるようになったのは、四十歳を過ぎてからでした』 の感想
- 2007/08/17(金) 12:56:28
8/16の試合 阪神2-3中日 岡田監督『審判やめろ』退場!!また井野さん誤審
本を読んでの感想ではなく、共感する部分の内容を抜粋して書き写したものです。
「綺麗な人」と言われるようになったのは、四十歳を過ぎてからでした
林 真理子 1954年生まれ
ミンクのコートが、デイリーに似合うセンスと年齢
ひと昔前までクロコや毛皮は、"金持ちおばさん"のイメージがつきまとっていたのである。時代とか、私にも多少生まれてきたセンスというものは、高価なもののイヤらしさも吞み込んでしまったようだ。もちろん何よりも年齢の重みというものが大きな味方になってくれた。
ヒンシュクを覚悟であえて言う。「ビンボー人に美人妻なし」
「髪は女の命」という古めかしい諺が、最近実感として受け止められるようになった。髪の表現は中高年の女性の場合は豊かさとおしゃれ心の象徴である。
中年の女が若く美しくあり続けるには、噛みしめなければいけない「原則」がある
「頑張りすぎると暑苦しくなる」若い人と同じようなメークとヘアをしているのがいたたましい。中年になっても、なお透明感をかもし出す、これは土台がちゃんとしているかとどうかが大きな要素になってくる。透明な美しさを持ち続け、幸福な結婚生活もキープする。いつまでも男性から見て「現役の女」になる。
私たちは年下の世代に憧れられるようなことをいくつ出来るだろうか?
自分ではまだ若いつもりで、いろんなことを笑って済まそうとしてきたのではないか。「あ、私ってそういうの苦手」といって、手を振れば、たいていのことが笑って済ませられると思っていやしなかったか。アホな若者の二十年後、といった中年が、やたら増えたような気がする。
歌舞伎座に浴衣で出かけるという美意識の欠如に、私は呆然とする
中年の女というものは、もはやあまり失敗は許されない。若い時ならみんなが笑ってすませてくれることが、大きな意味を持つこともある。これは人生における、大きなどうのこうのということではなく、日常生活における美意識の問題だ。だからこそ大切にしたい。浴衣につっかけで歌舞伎座に行き、絽の訪問着の女性を見て恥ずかしいと感じなかったら、もう着物なんか着ない方がいい。こういうことを教養だとか感性というのではなかろうか。
可愛い服を着たい私と、もうやめた方がいいと言う私
私が高級ブランドの品物を使用するのは、その品質のせいだ。若い人ならば、ロマンティックな服を安い素材のもので着ても一向に構わない。かえって肌のピチピチが引き立つ。しかし中年になってくると、可愛いもの、ロマンティックなものなど、上質の素材で念入りにつくったものでなければならないはずだ。どんなに愛らしいデザインでも、そうしたブランドのものは、中年の女性のことをちゃんと計算に入れてくれている。衰えた肌や体型を考えていてくれるものだ。
中年になったからわかる。嫌われないというのは、大切なことである
「私は別に人に好かれなくたって結構。人間、すべての人に好かれるはずないんだし、わかっている人にわかってもらえばいいのよ」という理屈は、若い時だけに通用するものだ。人間、ある程度の年になれば、知恵を身につけなくてはならない。友人は本当に大切になってくる。四十代というのは人間関係が一段落ついて、友人を仕分けする時である。同時に相手からも仕分けられる時がくる。私も人間関係で苦労し、大きなことがわかった。それは男も女も、可愛気のない人はダメということだ。
四十代は美しい、そして楽しい。でもあっという間に終わるものなのである
美しく充実した四十代はあっという間に終わる。問題は五十代であろう。こんな五十代でも選ばれた女性はやはり綺麗だし、恋をしていくのだ。彼女たちをみていると「生のエリート」と言いたくなる。特別の生命力と魅力に溢れているのだ。せめて本物のオバさんにはならず、若い人には手の届かない魅力を持つ。それはただひとつ洗練されることではないか。つまり過剰なくらいいろいろなものを持っていた人が、次第にそぎ落とされていくことを言うのではないか。最初から質素な人は洗練には届かないのではないか。
五十代の素敵な女性を見ていると、二十代、三十代のイケイケ時代がある。そういう時に青春をおくった女性が四十代に入り、内的なものを身につけ、外側のいらないものを捨てて行く。そして五十代に入った時に、しんのおしゃれセンスをみにつけられるのではないか。四十代は美しい。けれども短い。あっという間に終わる。けれども、底力は蓄えておくべき時代なのである。
『今がいちばん楽しい』と言えるようになるには、今どうあるべきか??と考える材料になる本です。
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